サイズ:直径約22cm×高さ約4cm
パスタやチャーハンなど、単品料理を載せるのにちょうど良いサイズ。
適度な深さがあるので汁気のあるお料理にも。
出番が多く、とても重宝するサイズです。
重ね焼きの「蛇の目」について
お皿や碗の内側にある、丸く釉薬を削り取ったところを「蛇の目」と呼びます。これは登り窯などで陶器を重ねて焼くためには必要不可欠な沖縄の伝統的な技法になります。
「蛇の目」の部分は釉薬で覆われていない為、シミがついたり変色することがありますが、長い時間使用しているうちに落ち着いた風合いとなり、器として味のある雰囲気になります。経年変化を是非お楽しみください。
菊唐草
琉球王朝時代から受け継がれる伝統柄のひとつ。菊の花はその形から太陽にたとえられたり、中国の故事から不老長寿の象徴とされてきました。唐草は生い茂る植物の生命力を表しており、子孫繁栄につながる吉祥柄になります。
【ご確認ください】
常秀工房の器は土作りから釉薬作り・成形・焼成まで、すべて職人たちによる完全手づくりとなっております。
やちむんは釉薬の塗りムラや、貫入と呼ばれるヒビ、重ね塗りした釉薬のたまり、凹凸やピンホールなどが見受けられる場合が多くあります。形やサイズ、色合い等の個体差もございます。それらの特徴を器の個性としてご理解いただける方にお勧めしております。
【ご購入の前にご理解いただきたいこと《やちむんの特性について》】
■ピンホール(気泡)
焼成などの作業工程において器の生地や釉薬に含まれる空気やガスが、内部から外部へ噴出する時に発生する小さな穴です。
ご使用に問題ございません。
■釉薬のタレ
焼成の際に火の当たり具合によって釉薬が流れてしまう事があります。
こちらも、釉薬の流れを楽しんでいただけたらと思います。
■鉄粉と降りもの
焼成の時にどうしても着いてしまう事がありますが、ご使用にあたりまして問題はありませんのでどうぞ安心してお使い下さい。
■化粧ムラ
作り手が一つ一つ白化粧を掛ておりますがその際にどうしてもムラになってしまう事があります。
ご使用にあたりまして問題はありませんのでどうぞ安心してお使い下さい。
■貫入(かんにゅう)
貫入とは釉と素地の収縮率の差により、焼成後の冷却時に生じた釉のヒビ模様のことで、割れる時のひびや傷とは異なりますが、どうしても陶器は水を吸収する性質を持っておりますので貫入のヒビから水が染みてしまいます。乾くとまた元に戻りますが、使用していくうちに少しずつヒビの跡が着いてきます。こちらの経年変化をお楽しみいただければと思います。
初めてお使いになる際は「目止め」されることをお勧めいたします。「目止め」の方法は【よくあるご質問】をご覧ください